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インディゴ・ホワイトと来たWORKERSの作る「綿(ワタ)からデニム」。シリーズ第三段はブラックジーンズです。
数年前、たまたま見たコーディネートでブラックジーンズ+ハイネックニット+ジャケットがありました。それ以来「ブラックジーンズはジャケットに合うのではないか?」とアイデアを温めてきました。
ただ、ブラックデニムは問題が一つ。ホワイトデニムと同じく、
①糸を染める
②染めた糸を織り機にかかるよう巻くため別の場所に持っていく。この時も小分けに巻きなおす
③別の場所で織機にかかる状態にする(サイジングという工程)
これらの工程を別々の場所で行うのでインディゴデニム以上にコストがかかる。莫大な量があれば、インディゴデニムと同じ「ロープ染色」という上記三工程を一つの工場で行う方法もあります。生地屋さんが莫大な量を作ってコストを抑えたブラックデニムを使うことも頭をよぎりましたが、それではWORKERSのブラックデニムに成らない。初志貫徹、メーター単価が高くてもWORKERSの糸を使ってブラックデニムを作りました。(価格はもう無理やりです)
ブラックデニム、OWではあまりインディゴと差がわかりません。穿き込んでいくと、色糸部分は中まで染まっているのでヒゲはあまり出ませんが、脇のセルビッジ部分の陰影は出てきます。全体はグレー味がかった色落ちなので、色が落ちるほどいわゆる「グレーのトラウザーズ」に近い色合いになり、合わせるものを選ばなくなります。
詳細は下記もご覧ください。
http://www.e-workers.net/store/old/201909/id1.html