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長年のご要望をいただき、ついにLot801、ストレートシルエットのブラックジーンズを作りました。
WORKERSおなじみ 「ワタから別注」 アメリカ産の中長綿をビンテージジーンズの糸形状を参考にしたムラ糸。
経糸(タテ糸)は硫化染め、緯糸(ヨコ糸)はワタそのものの色。オンスは13.75オンス程を目指して、糸の打ち込み本数を設定。洗いこむと、ブラックの糸がグレーに落ちていく。インディゴと違い、ブラックは芯まで染まっているのでいわゆる「バキバキ」の色落ちではなく、全体的に落ちる。でも、こすれる部分は白化するので、セルビッジのアタリは出てきます。
申し訳ありません、今期からブラックは価格を上げます。理由は生地の値段がインディゴと違う事。インディゴは「ロープ染色」と呼ばれる大量に染める方法である程度単価は抑えられる。それに対し、ブラックは「チーズ染色」と言う、糸をソフトに巻きなおしして窯(カマ)の中で染める。その染め単価が非常に高い!生地になるとインディゴの1.5倍。
今まで無理やりインディゴ・ブラックを同じ値段で作っていましたが、2022年9月より801/802ともにブラックは20000円+TAXに変更します。
コーディネート、およそ合わないものが無いのがブラックのボトム。インディゴのGジャンを合わせるもよし、ミリタリー系の上物も合う。ツイードのようなジャケットと合わせるもよし。洗いこむとチャコールに近い色になるので、なお、合わせやすい。
製品はOW済です。